旅人のほーむぺーじ トップへ

長野 権堂 三三七拍子

三三七拍子、長野権堂のプラザウィング2階に、この6月21日にオープンしたばかりのスナックである。最近権堂ではこの店くらいしかいかないのだが、ここのママのみっちゃんというのが、権堂では3本の指に入るのではないかという有名人。そんな有名人の店に、何故旅人如きが行っているかと言えば、話は長くなる。

 長野担当になって半年くらい経つまで、旅人はスナックには飲みに行かなかった。ある時、M社の担当と飲むことになって、彼が待っていたのが、ぱんどらと言う店。そこが結構気に入って、つい最近まではそこが根城だった。ぱんどらに行き始めて3ヶ月目くらいに、満席で入れない日があった。そこで別の店を紹介してもらって行ったのが山の音。その山の音のチーママがみっちゃんだったのだ。山の音にはそれ程行ってなかったが、みっちゃんの人柄に引かれて、好きな店の一つになった。

 そのみっちゃんが独立して出したのが、三三七拍子である。珍しい名前だが、みっちゃんが山の音以前に務めていた、八丁堀という居酒屋時代に独立した夢を見て、その店の名前が三三七拍子だったことからつけたらしい。つまり夢のお告げである。ちなみにみっちゃんが何故有名人かと言えば、この権堂の終着点と言われる八丁堀の人気者だったことから来ている。

 権堂という場所の狭さを物語る話がある。山の音に行っている時、カウンターの中に取引先T氏のボトルを見つけた。後日、T氏にその話をしたところ、昔八丁堀の常連で、みっちゃんのいる店だから1回は顔出さなきゃということで行ったらしい。それまで一緒に飲んだことはなかったが、その後、2人で三三七拍子に飲みに行くことになる。

 実は三三七拍子が入る前の店にも行っていたのだが、客の量が5倍以上である。これもひとえにみっちゃんの人徳だろうか。権堂の業界人が続々と集まるため、聞き耳を立てていると結構面白い。長野にいる間は通い続けることだろう。セットは3,500円、IWハーパーのキープ7,000円(税込)(平成12年8月)

TEL:026-237-2111

私の好きな店トップへ

旅人のほーむぺーじ トップへ