祝・中国籍初ノーベル賞(平成22年10月8日)

 中国の民主活動家で現在投獄中の劉暁波氏がノーベル平和賞を受賞した。中国籍の人物が初めてノーベル賞を受賞ということで、実におめでたい限りだ。

 言ってみれば、ナチスドイツ治世下でユダヤ人排斥に反対運動を繰り広げる反ナチ活動家が受賞するようなもので、中国という国の実体を世間に考えてもらうのに非常によい教材となる平和賞だと思う。

 日本じゃあ、米国籍の南部陽一郎博士も日本人ノーベル賞にカウントして18人が受賞なんて言うのだが、中共政府としては、この受賞を認めないだろうし、高行健氏(2000年文学賞・フランス国籍)も認めないから、今後続出するであろう中国人ノーベル賞受賞者の数からは、この2人を外すのだろう。

 中国がナチスドイツに勝るとも劣らぬ全体主義国家であることが、世界中の耳目を集める今こそ、尖閣で海保に体当たりした中国漁船の犯罪証拠ビデオを世界中に公開すれば、より一層効果があると思うのだが、仙石由人だの菅直人だの中華人民共和国日本自治区政府を代表する民主党連中には、中央政府に逆らう根性などないから、期待は出来ないな。

 ただでさえ、外国人地方参政権を導入して沖縄を中国に、対馬を韓国に合法的に売り渡そうとしている民主党である。円より子あたりが画策する外国人住民基本法なんて、日本の新彊ウイグル自治区化を促進する法案だし、表向きどんなにやさしくにこやかに振る舞っても、亡国・売国政党であることに違いない。こんな政党に日本を任せたんだから、どうなっても文句は言えないところだが、そう言う意味では、今夏参院選で民主党を勝たせなかったのは、滅亡一歩手前で踏みとどまったと言えるかもしれない。しかし、自民党にも加藤紘一のような国賊が居る訳だから、まだまだ油断は出来ない。

 劉暁波氏ノーベル平和賞受賞は日本を亡国から救うきっかけに出来るだろうか。

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