続々・鼓膜に穴を開けてチューブを入れる(平成21年11月25日)

 鼓膜に穴を開けてチューブを入れるシリーズもいよいよ第3段になる。インターネットで調べると、チューブはすぐ取れてしまう場合もあるし、2年くらいそのままの事もあるという話だったので、私の場合も月1回の通院を延々と続けていくのかと思っていた。
 月いち通院になって4ヶ月目の今月もそのつもりで耳鼻科に行ったのだが、今回は久々に聴力検査をしましょうという事になった。例によって暑苦しい、狭い個室に入った訳だが、椅子に座るなり、呼吸が乱れ始めた。息を整えようと、深呼吸をするが、呼吸は乱れていくばかりである。これは軽い閉所恐怖症じゃないのか、などと余計な事を考えていたので、ピー音に集中する事が出来なかったのだが、なんとかこなして外へ出た。
 検査の結果はチューブを入れる前よりだいぶいいとの事。続いて耳管の通りを調べる事になり、パフパフクラクションのような器具で耳の穴から空気を送ったり、逆に吸い込んだりという検査をする。喉の奥がうっと来るような感じになり、耳管の通気も大丈夫という事になった。

 「じゃあ、今日時間あれば、チューブ取りましょうか」

 いつも心の準備にお構いなしに唐突な先生だ。まあ、今度は穴を開ける訳じゃないから、あの千枚通しみたいなメスは使わないだろうと、はいと答えて取ってもらうことにした。前回、米粒より少し大きいと書いたが、取り出したその緑色の物体は米粒より少し小さかった。そして、チューブを取ってパッチを貼ったら、あれ不思議、さっきよりもっとよく聞こえる。これで穴が塞がったら、もっとよく聞こえるようになるかな?などと勝手に想像しているが、また水が溜まったりして。
 次回、通院は2週間後。

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