続・鼓膜に穴を開けてチューブを入れる(平成21年9月2日)

 続で思い出した。そういやあ、鼓膜にチューブ入ってたんだっけ。うまくいったら、後日談を書きます。と言ってた訳だが、8月中旬過ぎ、チューブを入れて1ヶ月と少し経ったある日、神田の耳鼻科を訪れた。
 チューブを入れた右耳の経過はと言えば、まあ順調である。というかなんだかよく分からん。とりあえず聞こえはよい。あの、突発性難聴かと思うほどの聞こえなさから考えれば、まあ、元通りになったと言える。しかし、チューブは入ったままだ。はずすということもないらしい。ネットで調べるとチューブはいずれポロッと取れるらしい。
 そもそも耳は、音による空気の振動が耳に入り、鼓膜を震わせ、それが中耳から内耳に伝わり、さらに内耳の中のリンパ液を震わせ、内耳の感覚細胞から脳に信号を送って音として認識するものだ。現状はいわば鼓膜に強制的に換気口をつけている状態で、それでも鼓膜は鼓膜として機能するのだろうかという疑問があるが、現に聞こえるのだから機能しているのだろう。
 先生の話では、まだ中耳が湿っている感じで、排水が十分ではないらしい。これは、水分を排出する耳管の機能が回復していないことを意味する訳だが、そのために鼓膜に穴を開けて喚起している。耳管の機能の回復に話を持っていくと、タバコを止めろと言われそうなので、そこまで突っ込んで聞かなかったが、このまま、月に1回の通院で当分様子をみていくとのことだ。
 まあ、スキューバダイビングやるわけでもなし、普通にシャワーも浴びられるから、生活上支障はないので、このままチューブが取れるまで気長に待つとしよう。
 チューブがはずれたとたんにまた耳が聞こえなくなったりして。

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