言いたいことは山ほどあるが(平成21年8月31日)

 暴風は収まらず、民主絶対多数、自民惨敗の衆院選が終わった。これから民主党政権がどう政治を動かしていくかは見ていくしかない。
 そして、風は止まる。自民党はしばらく見向きもされず、民主党の打ち出す実際の政策だけが世間の耳目を集める。本当に官僚支配が打破されれば、民主党政権は盤石になるだろう。
 民主党内の対立案件はしばらく表には出さないだろう。対立案件は、国会の議決の時に民主党のほころびを見せるはずだから、当面、人権擁護法や夫婦別姓の民法改正、外国人地方参政権などは鎧の下に隠すだろう。問題は、対決法案などではなく、民主党に巣くう、旧社会党系勢力が、じわじわと霞ヶ関に浸透し、拡大していくことだ。官僚支配の打破の名の下に、日教組が文部科学省を牛耳るような事、輿石東が文科相になり、秘書官含めそういった輩が文科省に乗り込んで人事権など振るおうものなら、仮に4年後に自民党が政権を奪還しても、取り返しのつかないことになる。法務省にしてもそうだ。
 他にも懸念材料が山ほどあるが、郵政の風と同じ風が反対方向に吹いて今回の結果が出た訳だから、もう何も言わず、これからどうすべきか考えよう。幸いにして自民党は辛うじて、改選前の民主党の議席を上回った。解党的出直しなどと言っていたら、本当に解党してしまうだろう。来年の参院選までもう1年を切っている。ここで善戦出来なければ、4年後のおそらく衆参ダブル選挙になるだろう天下分け目の決戦の前に、本当に日本から保守政党が消えてしまう。

 4年後は俺も50歳か。はあ〜っ。。。。。

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