そして日教組が政権を獲る(平成21年8月5日)

 昔中国にどんな盾でも貫く矛と、どんな矛でも貫けない盾を売る武器商人がいて、じゃあその矛でその盾を突いたらどうなるのだと言われて困っちゃったって話が矛盾という言葉の語源だという。
 今日本では、2020年に1990年比温室効果ガス25%削減を目標としながらその一方で、高速道路を無料化し、ガソリンの暫定税率を廃止すると主張する政党が今月末にも選挙に圧勝する勢いである。
 この矛盾を地でいく政党が政権を獲る日、2009年8月30日は、後世日本の終わりの始まりの日として思い起こされるだろう。
 仮に、百万歩譲って自民党が僅差で勝てたとしても、衆参のねじれは来年の参院選では解消不可能だし、さらに3年後の参院選で続けて勝たなければねじれは解消しない。しかし、今回ねじれは解消するだろう。
 そして日教組が政権を獲る。前回非自民連立〜自社さ政権と違って、今回は4年続くだろう。もはやこれまでだ。

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