衝撃の数字(平成21年5月14日)

 左1.5右0.9。
 昨年の健康診断まで、小学校時代から35年以上にわたって両目1.5を維持してきた視力検査で、今日生まれて初めて片目1.0を切るという衝撃的な数字が出た。
 こんな事を言うと、普通の視力の人達からは、ふざけんなバカヤローという声が聞こえてきそうだ。しかし、自分としては、目がいい事が唯一身体的に誇れる特徴と言えるのだから、いきなり1.0から陥落するというのは、3年程前から想定していた事とはいえ、やはり衝撃だった。視力検査の次が血圧測定で、若干高かったのは、このショックからに違いない。
 何年か前から、既に右目の調子が悪い事は認識していた。左目を隠して右目だけで見ると世の中滲んで見える。左目で見れば極めてクリアなのにだ。そんな状態でも、健康診断の時はかろうじてСの字の開いたところが薄く見えるので、何とか勘で乗り切って、判定1.5をキープしてきたのだが、今回は勘すら入り込む余地なく、Сの字が黒丸に見えた。○ですらなく、●なのだ。本当なら去年も一昨年も1.2か1.0だったはずだから、今年いきなりコンマ6ポイント落ちた訳ではないにしても、やはり悔しい。まあ実際見えないのだから仕方がない。
 最大の原因は目をこすり過ぎる事だと思うのだが、右目だけやたらとかゆいので、つい無意識にこすってしまう。来年の健康診断でリベンジするには、この目をこすり過ぎる癖から脱却し、ひたすら遠く(星が一番いい)を見て目を鍛える事だが、それ以上にパソコンに向かう時間が長いのだから始末に負えない。せめて、喫煙所でタバコを吸うときくらい、遠くの景色を見る事にしよう。
 高校時代に河口湖で合宿した時に、後輩が言った言葉を思い出す。
「こんな星のきれいな所に住めば、すぐ目がよくなるだろうな」

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