遺言(平成14年7月15日)
39歳という若さで、近頃体力の限界を痛切に感じる。階段を上れば青息吐息、くそ熱いコンクリートジャングルを500mも歩けば気が遠くなる。運動不足と言われればそれまでだが、今やただ座ってビールを飲むだけで、動悸がしているありさまだ。咳をして、痰がのどにひっかかったままとれない感触もここのところずっと続いている。病院へ行けと言われそうだが、そこまでの自覚症状でもない。こんなことで、田舎から上京して、首都圏の激戦区でやっていけるのかと思うが、仕事は仕事で、倒れるまで全力疾走するしかない。それが私の性分だ。
そんな訳で、先日、私がこの世で最も尊敬し、信頼する他者であるkotori氏と夕食をともにした際、私にもしものことがあったら、葬式については、是非下記のようにやってもらいたい。この遺言を実行してもらうようにお願いをした。まあ、いずれもたわいもない話ではあるが、明日の朝、起きないかもしれないので、ここに書き記しておこうと思う。
- 私の葬儀の際には、葬儀委員長をkotori氏が務め、弔辞はkotori氏一人が読むこと。
- 私の葬儀の際には、棺桶に目玉マークの産経新聞社の社旗をかけてもらうこと。
- 私の遺骨は、墓などに入れず、粉にして富士山(山頂、山腹を問わず)にまくこと。
以上がことり氏との約束事項である。さらに私の要望としては、
- 私の葬儀の際には、受付に産経新聞購読申込書を置き、参列者で産経を取っていない人は、供養のため1年以上の契約をすること。
- 私の葬儀の際には、花環、生花等は次の1つの他は完全に順不同とし、誰も並び順に文句をつけないこと。
- 私の葬儀の際には、CHB−OB会の生花もしくは花環を必ずどちらか一基出すとともに、喪主、施主を除く最上位の位置に置くこと。
- 私の葬儀の際にはあらかじめ私が葬儀委員長に告知してある関係者には必ず参列してもらうこと。
- 私の所持品はいったん全てkotori氏に管理を委ね、その後に形見分け等を行うこと。
- 以上のことが出来ない場合は私の葬式は出さないこと。
非常にお気楽極楽なお話でした。たとえ明日でも20年後でも、以上のこと、よろしくお願いします。俺より先に死ぬなよ。
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