遺言(平成14年7月15日)

 39歳という若さで、近頃体力の限界を痛切に感じる。階段を上れば青息吐息、くそ熱いコンクリートジャングルを500mも歩けば気が遠くなる。運動不足と言われればそれまでだが、今やただ座ってビールを飲むだけで、動悸がしているありさまだ。咳をして、痰がのどにひっかかったままとれない感触もここのところずっと続いている。病院へ行けと言われそうだが、そこまでの自覚症状でもない。こんなことで、田舎から上京して、首都圏の激戦区でやっていけるのかと思うが、仕事は仕事で、倒れるまで全力疾走するしかない。それが私の性分だ。

 そんな訳で、先日、私がこの世で最も尊敬し、信頼する他者であるkotori氏と夕食をともにした際、私にもしものことがあったら、葬式については、是非下記のようにやってもらいたい。この遺言を実行してもらうようにお願いをした。まあ、いずれもたわいもない話ではあるが、明日の朝、起きないかもしれないので、ここに書き記しておこうと思う。

 

 非常にお気楽極楽なお話でした。たとえ明日でも20年後でも、以上のこと、よろしくお願いします。俺より先に死ぬなよ。

旅人お気楽極楽のトップへ

旅人のほーむぺーじ トップへ