スキンヘッドにしてみて(平成14年5月6日)

 トップページの写真(注:mobile版では見られません)にあるように、5月3日に床屋に行ってスキンヘッドにしてきた。最初に五厘刈りにバリカンをかけ、しかる後にカミソリ負け防止ローションを塗り、剃髪する。しかし、どうも剃っても剃っても後から後から伸びてくるような感じだ。全然ツルツルって感じじゃない。しかし、我ながら坊主に合う頭の形だ。癖になりそうである。そんな話はどうでもいいのだが、何故この時期に突然スキンヘッドにしてみたか。だいたい、営業マンのくせにスキンヘッドなどとんでもない。

 初めて五厘刈りにしたのは7、8年前の事だが、最初はそれは驚かれた。それからほぼ毎年のように、夏になると五分刈りまたは五厘刈りにしているので、今ではあまり驚かれなくなった。しかし、昨年は怖いと言って反対する人がいたのでやらなかったため、仙台の皆さんは、今年初めて私の五分刈りを見て驚き、何か懺悔するようなことでもしたんですかとおっしゃる。ほら見ろ、怖くないじゃないか。よしとりあえず短髪には慣れてもらったぞということで、よく見ると、そこにはGWが横たわって居るではないか。3日に剃れば、7日にはもう五厘刈りくらいになるし、月中には五分刈りくらいに伸びるだろう。これなら、やっても営業上問題ないはず。よーし、やっちゃえ。ということで、初めて五厘にしたときに比べたら、勇気なんて全然必要なかった。

 一度丸坊主にしてどのくらいの早さで髪が伸びるのか試してみたかったのが一つ。外見が変わっても中身は変わらないということ、あるいは外見が怖くても中身は優しい、つまり、外見は後天的に作られるものだということを周囲の人によって証明してもらおうと思ったのが一つ。一度ゼロにしてやり直すということの快感を味わってみたかったのが一つ。私は反省するときに坊主になるという選択肢がありませんという宣言。これらが、スキンヘッドにした理由だ。業界内の人ばかりとのつきあいなら、本当にスキンヘッドにしてみてもいいかなとは思うが、やっぱり手入れは面倒だし、読者にも会わなきゃいけないし、まあ、内勤にでもなったら、スキンヘッドにしちゃうかもしれないけど、今回は1日だけのトライということで。それにしても、予備校時代には肩まである髪をカーリーにしていた男が20年経って、ずいぶんと変わったものだ。

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