雪用タイヤ(平成13年1月27日)

 しかし、それにしてもよく降る雪だ。しかも、山梨西部と長野南信だけねらいうちしたように。そして、今日は関東全域で雪。東京もさぞかしパニックだろう。長野に赴任して3回目の冬の今年も長期予報では暖冬予想だったが、見事にはずれたようだ。1月16日には菅平でマイナス29度、長野市でマイナス12度と私も初めての経験をし、諏訪湖の完全結氷も初めて見た。

 1月7日、20日、25日の雪では、中央道の雪へのもろさと一般道における愚か者の存在を十二分に認識させてもらった。あれだけ雪が降る降ると騒いでいるのに、スタッドレスも履かず、チェーンも巻かずにうろついている大馬鹿野郎がよりによって山梨や長野にいるとはあきれてものも言えない。そりゃあ、スノータイヤは高いが、1回買えば3シーズンは使えるのだし、こんなに快適に走れるのに、雪なんて滅多に降らないからと、買わないやつがいるらしい。さすがに長野北信ではそれはないようだが、南には居るらしい。そういう連中が善良な我々を巻き込んで大渋滞を巻き起こしてくれるのである。思い起こせば2年前の12月3日、中央道で私もその一人だったわけだが、今にして思えば、たった1週間スタッドレスを履くのをためらったために、えらい怖い思いをしたものだった。

 考えてみればNHKのニュースも東京中心だから、長野南部と山梨西部の局地的な大雪とか東北日本海側で当たり前のように降る雪なんかはあまり大きくは取り上げられないから、ついつい甘く見てしまうのも仕方ないかもしれない。雪用タイヤを過信してはいけないが、そのありがたみは1度使ってみれば分かる。次は宮城なので当然今年末にスタッドレスを買い換えるが、これからも3年毎に買い換えようと思う。

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