祝・野中広務政界引退表明(平成15年9月9日)

 祝・政界引退というタイトルに出来ないのが実に残念だが、いずれにせよ、日本における中国と北朝鮮の代理人であり、自民党内の影の社会党員ともいうべき、希代の売国奴野中広務が次期総選挙に出馬しないと表明したのは喜ばしい。私は今晩のニュースを見ていないので、肉声でどんな風に表明したのかは知らないが、産経Webを見ると、「自ら退路を断って『われ戦うべし』との決意を持ち、最後の情熱と志を、小泉政権を否定する戦いに燃焼し尽くしたい」などと言って橋本派分裂も辞さずに藤井元運輸相の総裁選の選挙運動に全力を挙げる覚悟を示したそうな。そこまで言うなら小泉政権が打倒出来なかったら次期衆院選などと言わずに即座に議員辞職するか、自民党から出ていって欲しいものだ。

 青木参院幹事長や村岡元官房長官を非難しているようだが、それならなぜ最初から手を上げている亀井静香で反小泉陣営を一本化しようとせず、次かその次の藤井孝男なのか。亀井氏は北朝鮮への経済制裁も唱えているようにもともと福田派系の政治家だから、第1回投票から支持すると北朝鮮に顔向け出来ないのだろう。それで、統一候補なら堀内派か橋本派から出すことにこだわったのではないのか。以前、野中広務はやっぱりおかしい(平成14年4月17日)でも書いたが、野中広務は絶対におかしい。日本の政治家とはとても言えない。関係者コメントを見ても、惜しんでいるのは土井たか子や菅直人や共産党が先にたって、普通はノーコメントだ。こんな政治家を野放しにしていたら、本当に日本は中国の属国になり、北朝鮮のいいなりになってしまうと思い、何とか選挙で落とす方法はないものなのかと思っていたが、京都4区の選挙民が目覚めてくれない限りどうしようもないと思っていた。それが、自分から辞めてくれるんだからこんなにありがたいことはない。日本の未来が少し明るくなったような気がする。後は小泉首相に負けた後、本当に引退するかどうか監視するだけだ。こりゃあ、間違っても小泉首相に負けてもらっちゃ困る。

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