これはテロではなく戦争だ(平成13年9月11日)

米貿易センタービル他のテロ攻撃は第3次世界大戦の引き金に成り得る。敵は打倒しなければならないが、冷静な対応を望む!! これはPLOなどではなくもっと大きな組織(国家)によるアメリカへの宣戦布告である。  アメリカ、ニューヨークの貿易センタービルとペンタゴンに対して行われたテロ攻撃は大量殺戮行為であるとともに、戦争への引き金、宣戦布告に等しいものである。アメリカはおそらく国家の威信を賭けて犯人(=首謀者)を捜すだろう。これだけの同時ハイジャックと自爆テロを敢行出来る組織は並大抵のテロ組織ではなく、なおかつ、複数の組織が連合して出来るような生半可なものではない。綿密に計算され、訓練されたソルジャーが行った戦闘行為である。ハイジャックされた航空機のパイロットに銃口を突きつけても、ビルに突っ込むような操縦をすること考えにくいので、パイロットを射殺し、犯人自ら操縦した可能性が高い。ハイジャックした飛行機を操縦出来る複数の実行犯を育てるには、軍のパイロットが一番いい。あるいは、いくらテロリストのキャンプがあって訓練を受けたとしても、素人にジャンボの操縦をさせるとすれば、国家的な組織がないと出来ないだろう。

 首謀者が国家(考えられる国は中東に2〜5、アジアに1〜2、ヨーロッパに最低1つある)であった場合、アメリカは間違いなくその国と戦争を開始し、原爆の投下を含む大規模な報復攻撃をするだろう。問題は、その相手国がどのような兵器を持ち、どのような再報復に出るかだ。ある意味で、もはや世界は戦争状態に入ったのも同じであり、どこでその危険に遭遇するか分からない。平和憲法絶対主義の時代はもう終わった。我々も見えない敵に対して個人としても、国家としても身構えなければならない。 

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