一番悪いのはマスコミだよ(平成13年8月15日)

 マスコミの一角に勤めている人間がすごいタイトルつけるもんだが、まあしょうがない。小さい頃からの持論だから

 小泉首相は一番大事なことを忘れ、結局は日にちをずらして靖国神社に参拝された。これで自民党最後のエースは死に体になった。日本で本当に改革の出来る政治家はいよいよ小沢一郎だけになった。小沢さんが政権をとることは、余程のことが無い限り、ありえないだろうから日本もお仕舞いと言うことだ。何がお仕舞いなのかといぶかる人もいるだろうが、徹底的な改革と自主自立の外交を行っていかなければこの国はお先真っ暗だ。悪平等が行き渡り、何でも横並びの民主的な政治、未だに民間より国営の方が優先する非効率な政治、外国の顔色を伺わなければ何も決められない政治。今の生活水準を維持向上し、頑張ったものが報われる世の中を実現するためにはこの正反対の政治を行わなければならないはず。

 終戦記念日の小泉首相の靖国参拝はその第一歩だったはず。言ったことが実行できない、中国や韓国の理不尽な内政干渉に毅然と対処出来ない、小泉純一郎の原点を自ら破り捨てたのだから今後は知れたことだ。しかし、苦渋の、本当に苦渋の決断だったのだろう。確かに足して2で割るいかにも日本の政治家らしい落としどころといえるかもしれない。だが、小泉純一郎という政治家の今までの経歴を考えれば、耳が二つなどと笑って済ませる話ではない。彼をここまで追い込んだのは誰か。公明党?、中国?、田中真紀子?いや、結局はマスコミが大騒ぎするからこんなことになったのだ。小泉首相は初当選以来ほとんど毎年、終戦記念日に靖国神社に参拝してきた。厚生大臣のときは多少騒がれたのかもしれないが、今まで周囲の雑音もほとんどなしに、まごころから毎年参拝してきたはずだ。新閣僚の記者会見で馬鹿の一つ覚えのように、靖国参拝を問う馬鹿な新聞社の馬鹿な記者、参拝する閣僚や石原知事などに公式か私的かと繰り返し聞く馬鹿なマスコミが結局は中韓を増長させ、サヨクを後押ししているのだ。年頭の伊勢参拝でも公式か私的か聞いてみろ。

 まあ、朝日なんか成田闘争に参加してた人間を喜んで採用するんだから、ああなって当たり前なのだが。日本のマスコミは今回程大がかりなマッチポンプを演じたことはないのではないか。もちろん我が産経新聞は違うが、近隣諸国に配慮をと叫びながら、日にちをずらせば、改革実行に不安だと。持ち上げては叩くという日本のマスコミの悪弊をよくぞまざまざと見せてくれたもんだ。やっぱり新聞は産経だな、と自分の仕事に誇りを持ててめでたしめでたし。

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